グループレイヤーは、レイヤーをまとめて入れておくフォルダの役割をするレイヤーです。グループレイヤーにはフォルダのアイコンが表示されます。
同様の機能は他のお絵描きソフトにもあるので、私もなんとなく使えているのですが、今日は改めて詳しく見てみることにします。
グループレイヤーの使い方
グループレイヤーの利用シーンは、ぱっと思いつく限り次のようなときです。
- 関連のあるレイヤーをグループ単位で扱って作業しやすくしたい
- まとめて表示/非表示にして作業しやすくする
- 線画や着色したレイヤーをまとめた人グループや背景グループを作るとグループ単位でまとめて移動できるようになるので、後で位置を調節する
- グループの中だけに効果を適用する
- アルファ継承をグループ内で完結させる
はみ出さずに着色したい!kritaのレイヤーとアルファ継承について理解する
線画の次は色塗りだ!キャラクターの肌や服などの影をはみ出さずに着色したいときに、kritaではレイヤーのアルファ継承という機能を使います。なんだか言葉が難しいけれど、レイヤーの基本から順を追って理解すればとっても簡単です。
グループレイヤーの作り方
グループレイヤーを追加するには以下の方法があります。
- ショートカット:Ctrl+g
- 選択しているレイヤーを含んだフォルダを作る
- レイヤーを選択して右クリックしたときに出るメニューの「グループ化」
- クイックグループ
- Ctrl+gのショートカットを押したときと同じ
- クイッククリッピンググループ
- 選択しているレイヤーの上にマスクレイヤー(ちょっとビックリしますが、アルファ継承をONにした普通のレイヤーです)を1枚新しく追加して、グループレイヤーに入れる。肌に影を付けるときなどアルファ継承したレイヤーを作るので、これを選択すると操作の手数が省けて便利。
- クイックグループ
フォルダにレイヤーを入れる
選択したレイヤーはフォルダーにドラッグ&ドロップで入れられます。
Shiftを押しながらレイヤーを選択すると、連続で並んでいる複数のレイヤーを選択できます。
飛び飛びで複数のレイヤーを選択したいときは、Ctrlを押しながらレイヤーを選択します。
上手く使っていきたいですね。
kritaのレイヤーでラベルの機能を使うとかなり使いやすくなります!
レイヤーのラベル機能はシンプルだけど、うまく使えるとぐぐっと作業効率が上がります😉
参考
📕Group Layers|Krita Manual 4.4.0 documentation