Linuxで Canon MP620 への無線接続設定

無線接続

私の環境では、印刷設定からネットワークプリンタを検索してもプリンタが認識できませんでしたが、cups-bjnpというパッケージをインストールすることで認識できるようになりました。cups-bjnpはCanonのプリンタをネットワーク越しに使えるようにするものだそうです。

手順


  1. cups-bjnpをインストールします。


  2. >dnf install cups-bjnp

    以下のアドレスにアクセスします。

    http://localhost:631/

  3. 管理タブを開き、「プリンターの追加」ボタンをクリックします。

  4.  ※ユーザー名とパスワードを聞かれますが、fedoraのログイン時に使用しているものです。

  5. Canon MP620 のプリンタが検出されているので、選択します。

  6. ドライバの選択項目で、MP620のドライバを選択します。

  7. k以上を終えると、印刷設定にネットワークプリンタが表示されており、印刷ができるようになっています。シンプルスキャナでスキャナを利用できるようにするための設定は以下に続きます。

  8. pixma.confを開き、下記を記述します。
  9. >vim /etc/sane.d/pixma.conf
    bjnp://プリンタのIPアドレス:8612

    スキャナのポート番号は8612です。文末の参考に載せたキャノンのHPより参照しました。

有線接続

プリンタとPCを接続すれば準備OK。

システム管理>印刷設定 を開くと、プリンタが認識されています。プロパティからテスト印刷ができます。

スキャナを利用する場合、もとから入っている「シンプルスキャン」というアプリケーションで、簡単にスキャンすることができます。

参考